投融資の概要
投融資の背景
水道事業が財政を圧迫していたフィリピンでは、1997年にマニラ上下水道サービスを民営化。マニラウォーター社が設立されました。
IFCは民営化について、入札時からアドバイザーとして支援しており、投融資は同社からのファイナンス要請に応えて行われました。
エルニーニョ現象による干ばつやアジア通貨危機など厳しい環境が続くなか、長期にわたるIFCやスポンサーの支援のもと、順調にサービス・業績を改善。もっとも貧しい人々へ積極的に事業を展開しています。
IFCによる開発効果
経済への影響
社会への影響
環境への影響
注:
1. 配水管からの漏水や盗水。水道会社の経営に深刻な影響を与えるもので、水道事業の効率性を示す
2. 後に設備投資計画の見直しにより、2,000万ドルはキャンセルされ、3,0000万ドルが供与
3. 2005年にフィリピン証券市場で株式公開
4. 民営化当初の無収水率約63%が、2008年には19.6%にまで削減
5. 24時間給水率が当初の26%から2007年には99%に改善