ESGスタンダートの設定とサステナブル・ファイナンスの推進

IFC は、セーフガードを中心とする初期の ESG 概念を取り入れた先駆け的な存在であり、プロジェクトや開発金融で広く採用されている業界基準の策定に至るまで、約30 年間にわたりESG 分野の取組みをリードしています。

ESGに関する取組みは、気候変動リスクの管理からジェンダー平等の改善、サステナブル・ファイナンスの推進に至るまで、多様なテーマ、産業、セクターにわたります

ESG に関するアドバイザリー業務では、顧客をESGの国際的な業界慣行に導き、一般的な市場水準の ESGのリスク管理及び実践を支援します。また、規制当局に対しては、持続可能な規則や規制、ガイダンスの策定について助言します。

顧客への継続的なサポート提供だけでなく、ESGに関する情報や専門的知見を関心を持つ全ての企業、投資家、規制当局、その他の利害関係者と広く共有するために、IFC は複数のESG関連の活動を支援しており、幅広いリソースやツールを無償で提供しています。

IFCは、開発目標の実現に際し、責任をもって環境及び社会的に適切な手法で行うことを目指しており、パートナー、顧客、コミュニティに対して説明責任があると考えています。

IFC は多くのパートナーとの連携や様々なネットワークへの参加を通じて、ESG とサステナブル・ファイナンスの取組みを支援しています。